アスク薬品 株式会社 INFORMATION

よくある質問 FAQ

みなさまから、多くお寄せいただく質問を一覧にしてご紹介しています。

グリーンオート乾燥エキス よくあるご質問

基本情報について

  • アスク薬品のグリーンオート乾燥エキスの原材料は、
    オート麦の地上部ということですが、茎や葉っぱの部分も含みますか?
    また、実(種子)はどうですか?
    本品は、ドイツコミッション Eモノグラフに基づき、オート麦の開花時の地上部を抽出原料とします。地上部とは、葉・花・茎等を含めた地上に出ている部分を指します。
    花が満開になる前の地上部を選び収穫することから、実が形成される前の原料となります。
  • グリーンオート乾燥エキスとオート麦乾燥エキスの違いについて教えてください。
    グリーンオート乾燥エキスは、製造元が野生種を復活し、Neuravenaと命名した種苗を原料としています。エグ味が強く食用には向きませんが、その薬理活性の強さは科学的に検証されています。又、30 %EtOHで抽出します。
    オート麦乾燥エキスは、食用のオート麦の地上部を原料とし、水抽出品となります。
  • グリーンオート及びオート麦の抽出方法について教えてください。
    乾燥した地上部(抽出原料)を刻み加工し、グリーンオートは30 %エタノールで、オート麦は水でそれぞれ浸漬・抽出した後、濃縮、殺菌工程を経て乾燥、粉末化します。
  • 子供の使用について、何歳の子供から使用できますか。

    欧州医薬品庁(以下、EMA)では、取得データが不十分なことから、12歳未満の使用を推奨していません。
    オート麦地上部を主剤とする海外医薬品では、年齢別摂取量を以下のとおり定めています。

    • * 6才以上: 成人と等量
    • * 1~5才: 成人の3分の2量
    • * 乳児(1才未満): 成人の3分の1量

    [ドイツ医薬品集(オンライン版)http://www.rote-liste.de/

摂取方法について

  • グリーンオート乾燥エキス1日当たりの摂取目安量を教えてください。
    グリーンオート乾燥エキスの摂取目安量は、1日当たり750 mg~ 1,000 mgです。
    2015年のヒトRCT試験において、800 mgの摂取で作業速度がコントロールに対して有意に改善することを確認しています。
    また、国内ヒト臨床試において、900 mgの摂取で喫煙本数が減少、記憶力が摂取前と比べて有意に改善することを確認しています。
  • 摂取時間は1日のうち、何時頃が適当でしょうか?
    一度に飲むよりも分けて飲んだ方が効果的なのでしょうか?
    推奨の時間は特にありません。本品のヒト臨床試験では、摂取1~2時間で体感が出ています。作業効率を高める目的では、仕事を始める1~2時間程度前の摂取をお勧めします。

有効性情報について

  • グリーンオート乾燥エキスのヒト臨床試験報告はありますか?

    国内外の複数のヒト臨床試験において本品の有効性と安全性が確認され、その結果は、学術誌に公表。国内試験では、減煙時のストレスと認知機能を検査し、喫煙本数の減少下に記憶力の改善を確認しました1)。
    また海外では、脳波(EEG)検査による認知機能のサポート2)、ストループカラーワードテストによる注意力、集中力、作業持続力の向上3)およびCOMPASS検査によって加齢による脳機能低下の改善、記憶力、作業処理能力の向上4)が確認されていま す。

    • 1) 応用薬理 75(3/4): 47 (2008).
    • 2) J Altern Complement Med; 17: 427 (2011).
    • 3) J Altern Complement Med; 17: 635 (2011).
    • 4) Neutritional Neuroscience; DOI10.1080/1028415X (2015).

安全性情報について

  • 安全性試験は実施されていますか?
    毒性試験およびヒト臨床試験の実施によって安全性を確認しています。細胞毒性試験、遺伝毒性試験および薬物相互作用試験では、いずれも陰性でした。国内で行われたヒト臨床試験では、全ての被験者において血圧、心拍数および体重に変動は認めず、血液生化学的検査値にも変動は認められませんでした。また、試験後の被験者アンケートにおいても、発赤、嘔吐、腹痛等といった有害事象は報告されませんでした。[応用薬理754(3/4): 47 (2008).]
  • グリーンオートの「Avena」はイネ科とのことですが、
    イネ科にアレルギーのある方は控えた方がよろしいでしょうか。

    原料であるオート麦は国内の特定原材料表示の対象とはなりません。又、グリーンオート乾燥エキスとオート麦乾燥エキスのどちらもアレルギー物質を含みません。
    EMAおよびドイツコミッション Eモノグラフによると、現段階において、オート麦のアレルギーの報告はありませんが、EMAでは「オート麦」に対して過剰反応を示す場合は禁忌となります。体質に合わない場合は摂取を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。

    • EMA評価レポート:2008年公表
      *禁忌:オート麦に過敏反応を示す人
    • ドイツコミッション Eモノグラフ(Oats Herb):1987年公表
      アレルギー、有害事象の報告はありません。オート麦の実(Oats)のモノグラフにおいては稀に、含まれるグルテンに対してアレルギー反応が起こる可能性が報告されています。
    • Natural Medicine Comprehensive Database
      オートミールに対する接触皮膚炎が報告されています。(2020年3月現在)
  • オート麦の食経験について情報はありますか?
    オート麦は、紀元前2000年頃から栽培が始まり、800年以上にわたりメンタルヘルスケアを目的に中央ヨーロッパで利用されてきました。オート麦の地上部は、お茶や青汁として、オート麦の実はオートミール、シリアル、またクッキーなどとして、世界中で飲食されています。
    [機能性食品素材便覧“オーツ麦 Avena sativa L.”]
    [健康・栄養食品事典 機能性食品・特定保健用食品(東洋医学舎)“えん麦”]

品質関連について

  • グリーンオート乾燥エキスの原料原産国および製造国について教えてください。
    原料原産国は、東ヨーロッパ(※)、製造国は、スペインになります。
    ※原料原産国につきましては、天候不良や収穫量等の関係により、上記以外の産地より仕入れ、製造する場合がございます。
  • 指標成分について教えてください。
    フラボノイド類を“Isovitexin”としてHPLCで定量します。 又、フラボノイド類のパターン分析をHPTLCにて行います。
  • 溶解性について教えてください。
    グリーンオート乾燥エキスは、油性成分を除去する処理により、水に溶け易い性状を持ちます。
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